「1年生と6年生の遊び交流会」&「徳島県神領小学校との青い目の人形交流会」
2025年10月29日 12時21分1時間目、快晴の空の下、1年生と6年生が元気に遊ぶ姿が見られました。6年生は、「1年生も6年生も楽しく遊べる遊び」をテーマに話合いを行い、企画・運営をしました。行う遊びは、「門番じゃんけん」「花いちもんめ」「じゃんけんおにごっこ」です。
「門番じゃんけん」では、6年生はスキップで追いかけたり逃げたりするなど、1年生も楽しめるようにルールを工夫して行っていました。
「花いちもんめ」では、何回も1年生の名前を呼んで、1年生が主役になっていました。
「じゃんけんおにごっこ」では、1年生も6年生も全力で楽しんでいました。
1年生からは、「とても楽しかった。」「今度は6年生をさそって、いっしょに遊びたい。」といった感想が聞かれました。
お互いに楽しくふれ合った交流会は、とても良い思い出になったことでしょう。
3時間目は、本校6年生が、徳島県の神領小学校6年生とオンラインでつながり、青い目の人形交流会を行いました。
本校には、ノーマ、フランセッタ、ピッティーの3体の青い目の人形があります。
一方、徳島県神山町神領小学校の青い目の人形は、アリスという名前です。
同じ青い目の人形を大切にしている学校同士で、自校にある青い目の人形の由来や関連する行事等を紹介し合って、交流を深めていくことをねらいとしています。
これらの人形は、昭和初期、日本全国の小学校などの施設に、日米親善の使者としてアメリカ合衆国から贈られてきました。全国で、12000体近くあった青い目の人形は、太平洋戦争の開戦と同時に敵国の人形として扱われ、多くの人形が処分されたりするなど、大変不遇な運命を辿ってきました。
その後、自校の青い目の人形について、由来や歴史をお互いに紹介しました。
神領小学校では、毎年学校を挙げて「アリス祭り」が開かれているそうです。また、アリスクッキーやアリスTシャツもあるとのことでした。
本校の紹介では、ピッティーの名前が分からなかったので、当時の子どもたちが名前をつけたこと、フランセッタが今度アメリカに里帰りをすることなどを紹介しました。
青い目の人形の紹介後、「神領小学校は、全校みんなで青い目の人形を守っているこが伝わってきて、とても感動した。」「明浜小学校には、3体もの青い目の人形があり、大切にしていてすばらしい。」といった感想や意見交換が行われました。
今回のオンラインでの交流会を通して、お互いの子どもたちが、良い刺激を受けたのではないかと思います。また、お互いの学校の青い目の人形の守られてきた経緯も知ることができ、当時、人形を守ろうとした人々の友好や平和への想いについても感じ取ることができたのではないでしょうか。
神領小学校の6年生の皆さん、素敵な交流をありがとうございました。